高岩天満神社奉納絵馬群

更新日:2023年01月31日

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円形に白馬と男性のイラストと文字が描かれている神馬献上の奉納絵馬の写真

神馬献上

高岩天満神社奉納絵馬群の詳細
種別 市・民・有形民俗
時代 江戸時代、明治時代、昭和時代
員数 39
法量
所在地 白岡市高岩
指定年月日 平成14年12月6日
所有者
(管理者)
高岩天満宮
備考 なし

 高岩天満神社の奉納絵馬資料群は、地域人々の社寺に対する信仰と代参講や民間信仰を知る上で貴重なものである。最古は文政11年(1828)銘、最新のものは昭和61年銘である。絵馬24面、扁額15面で、図柄は神話、武者・物語、参拝・講、戦役、俳面、拝み、銭額、その他となっている。武者・物語を図柄とするものが多く、美術的にも優れ、保存状況も良質のものが多い。
 このうち、円形の「神馬献上」は大変珍しいものである。また、祭神の菅原道真が学問・諸芸の神であることにちなんで短歌・俳句に関するもの、裁縫の上達を祈願した絵馬も特徴的である。さらに、繭額、呉服店店先や岩槻町商家奉納額など、生業や商売繁盛を祈願した絵馬も地域性を示すものとして貴重である。

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