マイ・タイムライン 逃げキッド

更新日:2023年07月19日

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マイ・タイムラインとは?

 台風の接近や長引く大雨による水害等の発生を予測し、一人ひとりの家族構成や地域環境に合わせて、あらかじめ時系列で整理した避難行動計画のことです。
 それぞれの避難に必要な情報・判断・行動を把握し、「自分の逃げ方」を見つけましょう。
(注意)ただし、自然災害は想定外の動きを見せます。避難行動の「目安」として、こまめに気象警報や避難情報を収集しましょう。

マイ・タイムラインを作ろう

 避難(行動)の準備はできていますか?なにを用意し、いつ、どこへ避難すればよいでしょうか。
 ハザードマップに掲載した「マイ・タイムライン」に直接書き込むか、こちらから出力をして、作成してみましょう。

マイ・タイムラインをつくろうのチラシ

作成の手順

マイ・タイムラインはハザードマップに記載されている情報から作れます。
 お手元にハザードマップの16,17ページを開いてみましょう。
 17ページに記入例を用意していますので、参考にしてみてください。
 作成のポイント5つを以下に「1.~5.」にまとめ、要点や目的を書き出しています。

  • (注意)以下の丸で囲まれた数字「1.」はイラストの赤字「1.」に関連する内容になっています。
  •  (注意)各ポイントに確認事項をハザードマップの中から見つけ出し、実際に書き込んでみましょう。

1.自宅(職場)の洪水リスクをハザードマップで知る(8-15ページ)

  • 浸水想定区域内に含まれているか → 洪水が発生した際に被害の危険を知る
  • 自宅(職場)の浸水深 → 腰高まで浸かる、建物二階まで浸水する深さ(高さ)を知る
  • 浸水継続時間 → 氾濫水が引くまでの時間を知る(復旧に取り掛かれるまでの時間を知る)
  • 家屋倒壊等氾濫想定区域 → 河川の流れによって河岸が削られる場所を知る

 → 自宅(職場)の浸水深などを書き込んでみましょう。

2.家庭の状況の準備(各自、各家庭の事情にあわせて検討)

  • 非常持ち出し袋 → 電池(バッテリー)や携帯トイレ、衛生用品などを準備
  • ペット → 食料、排泄物等に必要な消耗品の準備
  • 常備薬 → 飲み慣れている薬や持病に必要な薬の準備
  • 避難に支援が必要な人(高齢者、障がい者、乳幼児、妊婦など) → 早めに避難の準備
  • 自動車 → 避難手段、早期に被害が少ない見込みの遠方へ避難の準備

 → 事前の準備が必要です。台風の上陸予想が数日後であれば、防災グッズの買い出しをしましょう。

3.避難先の確認(各自、各家庭の事情にあわせて検討)(8-15,24ページ)

  • 避難先 → 自宅(職場)からの距離、移動手段の確認
  • 親戚や知人宅 → 自宅(職場)からの距離、移動手段の確認
  • その他(高台、浸水しない場所) → 自宅(職場)からの距離、移動手段の確認
  • 避難先までのルート → 避難経路に危険な箇所(冠水して通れない道路を避ける)の確認
  •  (注意)8-15ページの地図に自宅(職場)を見つけ、近くの避難所を探してみましょう
  •  (注意)24ページに市内の避難所一覧があります。避難先は一箇所ではなく、複数箇所を候補に検討しましょう。

 → 避難先が見つかったら、ページの右上に書き込みます。
 → 災害が本格的になる前に避難所や避難行動の流れを再確認しましょう。

4.避難情報の入手(4,5ページ)

  • 市、気象庁、河川事務所の情報 → 避難所開設の情報や今後の降雨、氾濫危険のある河川水位を把握
  • 安心安全メール(SNS)、テレビ、ラジオ、インターネット → 複数の情報先から把握
  • 警戒レベル3は高齢者等避難 → 避難に時間がかかる場合は避難
  • 警戒レベル4は全員避難 → 安全でない限り、全員が避難

 (注意)防災行政無線による放送も行いますが、雨戸や豪雨で聞こえにくくなります。

 → 天気予報だけではなく、河川の水位を把握することで、渋滞に巻き込まれるずに遠方へ避難できるかもしれません。
 → 停電する可能性もあります。携帯電話やラジオのバッテリー(電池)を用意しておきましょう。

5.マイ・タイムラインに記入(16,17ページ)

  • 2.で準備したもの → 避難所で過ごす大事な道具など
  • 3.で確認したもの → 慌てない避難行動ができる
  • 4.で把握したもの → 正しい防災情報と発信される情報の意味

 → 毎月の防災点検や地域の自主防災訓練の開催日など、マイ・タイムラインを見直す機会を設けましょう。

小中学生向けマイ・タイムライン検討ツール〜逃げキッド〜

 国土交通関東地方整備局や下館河川事務所ではマイ・タイムラインの作成を推奨し、ホームページで公開しています。国土交通省関東地方整備局のホームページからもダウンロードができます。また、WEB上でも作成が可能です。

 年齢問わず、誰もが作成できるマイ・タイムラインです。ぜひ、ご活用ください。

  • (注意)印刷して書き込みができます。
  • (注意)家族や友人、学校課題でも使える資料です。

この記事に関するお問い合わせ先

安心安全課防災担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所3階)
電話:0480-92-1111(内線372・373)
0480-31-8990(直通)
メール:anshinanzen@city.shiraoka.lg.jp
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