館跡の濠跡を発見!(中妻遺跡第11地点)
平成26年10月24日、個人住宅建設に先だち、中妻(なかづま)遺跡(第11地点)の発掘調査を行いました。調査では中世(800~400年前)の濠と思われる大きな溝跡を発見しました。

発掘作業状況

図面記録作業状況
今回の調査で発見された溝跡は隣接する中妻遺跡第8・9地点でも見つかっているものであり、遺跡の範囲にあたる篠津地区周辺を囲むように巡る濠の跡ではないかと考えれます。
出土した遺物が少ないため、明確な時期を特定することはできませんでしたが、付近に中世鬼窪氏の館があった可能性があるため、館の周囲に巡らした濠であったとも考えられます。

完掘状況

溝跡の断面
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更新日:2023年01月31日