中・近世の集落跡の調査概要をお知らせします(中妻遺跡第12・13地点)

更新日:2023年01月31日

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 平成27年4月13日から28日までの約2週間、個人住宅の建設工事に先だち、中妻(なかづま)遺跡(第12・13地点)の発掘調査を行いました。
 中妻遺跡は篠津地区に所在し、過去の調査から、縄文時代から近世に至るまでの長期間にわたって営まれた集落跡と考えられています。
 調査地点の周囲では、中世(800~400年前)の館(やかた)の濠(ほり)と考えられる溝跡(みぞあと)や建物跡が見つかっています。
 今回の調査では、中・近世のものと思われる溝跡や建物の柱穴(はしらあな)が新たに発見されました。過去の調査成果と合わせて、中・近世の人々の暮らしぶりを考える上で、貴重な調査成果となりました。

道路側にネットが張られた右側の長方形に窪ませた区画に、発見された十字の溝跡や複数の穴の遺跡跡の写真
住宅が立ち並ぶ道路を挟んだ区画で発掘調査を行っている作業員の写真

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