中世の濠跡(ほりあと)を調査しました!(神山遺跡第7地点)

更新日:2023年01月31日

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 平成29年7月3日から7月6日までの5日間、宅地造成工事に先だち、神山(かみやま)遺跡(第7地点)の発掘調査を行いました。調査では中世(800~400年前)の濠と思われる大きな溝跡(みぞあと)を発見しました。
 今回の調査で発見された溝跡は隣接する神山遺跡第4地点でも見つかっているものであり、遺跡周辺を囲むように巡る濠の跡ではないかと考えられます。
 出土した遺物が少ないため、明確な時期を特定することはできませんでしたが、付近に中世佐々木氏と関わりの深い興善寺(こうぜんじ)が所在することから、寺域を画するために巡らせた濠であったと考えられます。

土が段階的に深く彫られてある調査区の全景の写真

調査区全景

深く彫った土の中に入り発掘調査を行っている調査員の方々の写真

発掘調査の様子

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