中世の濠跡(ほりあと)を調査しました!(神山遺跡第7地点)
平成29年7月3日から7月6日までの5日間、宅地造成工事に先だち、神山(かみやま)遺跡(第7地点)の発掘調査を行いました。調査では中世(800~400年前)の濠と思われる大きな溝跡(みぞあと)を発見しました。
今回の調査で発見された溝跡は隣接する神山遺跡第4地点でも見つかっているものであり、遺跡周辺を囲むように巡る濠の跡ではないかと考えられます。
出土した遺物が少ないため、明確な時期を特定することはできませんでしたが、付近に中世佐々木氏と関わりの深い興善寺(こうぜんじ)が所在することから、寺域を画するために巡らせた濠であったと考えられます。
調査区全景
発掘調査の様子
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更新日:2023年01月31日