「八幡磯の谷」をのぞむ縄文時代の集落跡!(山遺跡第13地点)

更新日:2023年01月31日

ページID : 1261

 令和元年12月18日から令和2年1月21日までの約1か月間、個人住宅の建設工事に先だち、山(やま)遺跡(第13地点)の発掘調査を行いました。

発掘調査のため掘り出された、所々深い穴の開いた調査区域の全体が写るように上から撮影した写真

調査区全景

青い作業服を着た作業員の方々がしゃがんで穴を掘るなどして発掘調査をしている写真

発掘調査の様子

 山遺跡は白岡地区に所在し、過去の調査から縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡(じゅうきょあと)が多数発見されるなど、同時期の大規模集落として把握されています。今回の調査地点は、遺跡の北端で「八幡磯の谷」と呼ばれる谷部に面した台地の縁辺に位置しており、調査では縄文時代中期の住居跡を2軒検出しました。
 住居跡の上層では縄文土器が集中して出土する箇所が認められ、当時の人々の活発な活動がうかがわれます。

発掘後の小さな穴がたくさん開いている住居跡部分の地面の写真

住居跡

出土したたくさんの土器のかけらが集められている写真

縄文土器の出土状況

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課文化財保護担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線522・523)
0480-92-1111(直通)
メール:syougaigakusyuu@city.shiraoka.lg.jp​​​​​​​
お問い合わせフォームはこちら