「八幡磯の谷」をのぞむ縄文時代の集落跡!(山遺跡第13地点)
令和元年12月18日から令和2年1月21日までの約1か月間、個人住宅の建設工事に先だち、山(やま)遺跡(第13地点)の発掘調査を行いました。
調査区全景
発掘調査の様子
山遺跡は白岡地区に所在し、過去の調査から縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡(じゅうきょあと)が多数発見されるなど、同時期の大規模集落として把握されています。今回の調査地点は、遺跡の北端で「八幡磯の谷」と呼ばれる谷部に面した台地の縁辺に位置しており、調査では縄文時代中期の住居跡を2軒検出しました。
住居跡の上層では縄文土器が集中して出土する箇所が認められ、当時の人々の活発な活動がうかがわれます。
住居跡
縄文土器の出土状況
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更新日:2023年01月31日