伝鎌倉街道中つ道沿いを調査しました!(赤砂利遺跡第12地点)
令和元年9月5日から25日までの約3週間、個人住宅の建設工事に先だち、赤砂利(あかっちゃり)遺跡(第12地点)の発掘調査を行いました。
調査区全景
発掘調査の様子
赤砂利遺跡は下野田地区に所在し、過去の調査から縄文時代と中世を中心とした集落跡と考えられています。
今回の調査では、縄文時代中期の土坑(どこう)から縄文土器がまとまって出土したほか、時期は定かではありませんが掘建柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)を1棟発見しました。
調査地点の近隣には伝鎌倉街道中つ道(なかつみち)や中世寺院である大徳寺が位置しています。今回発見した建物跡も、中世に遡るものである可能性が考えられます。街道沿いに位置する建物であったのか、お寺の関連する施設であったのか、興味は尽きません。
土坑
縄文土器の出土状況
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更新日:2023年01月31日