古代の住居跡を調査しました!(中妻遺跡第26地点)
令和元年6月11日から6月27日までの約3週間、個人住宅の建設工事に先だち、中妻(なかづま)遺跡(第26地点)の発掘調査を行いました。
調査区全景
発掘調査の様子
中妻遺跡は、篠津地区に所在し、過去の調査から、縄文時代から近世に至るまでの長期間にわたって営まれた集落跡と考えられています。
今回の調査では、奈良・平安時代の住居跡が発見されました。近世の溝跡(みぞあと)によって竈(かまど)をはじめ、住居跡の一部が壊されている箇所が目立ちましたが、住居跡の壁際に巡らせた溝跡などを検出することができました。
住居跡の中からは土師器(はじき)などが出土し、古代の人々の暮らしの痕跡を認めることができました。
住居跡
溝跡
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更新日:2023年01月31日