古代の住居跡を調査しました!(中妻遺跡第26地点)

更新日:2023年01月31日

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 令和元年6月11日から6月27日までの約3週間、個人住宅の建設工事に先だち、中妻(なかづま)遺跡(第26地点)の発掘調査を行いました。

所々穴や溝ができている調査区の穴を全体が写るように上から撮影した写真

調査区全景

調査区内の地面を掘り確認する作業を行っている6人の作業者の方々の写真

発掘調査の様子

 中妻遺跡は、篠津地区に所在し、過去の調査から、縄文時代から近世に至るまでの長期間にわたって営まれた集落跡と考えられています。
 今回の調査では、奈良・平安時代の住居跡が発見されました。近世の溝跡(みぞあと)によって竈(かまど)をはじめ、住居跡の一部が壊されている箇所が目立ちましたが、住居跡の壁際に巡らせた溝跡などを検出することができました。
 住居跡の中からは土師器(はじき)などが出土し、古代の人々の暮らしの痕跡を認めることができました。

四角い枠の穴があき溝が掘られている住居跡部分の写真

住居跡

手前から奥まで長い1本の溝が続いている溝跡の写真

溝跡

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