縄文時代の集落跡の外縁を調査しました!(山遺跡第15地点)

更新日:2023年01月31日

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 令和3年1月13日から2月10日までの約1か月間、賃貸住宅の建設工事に先だち、山(やま)遺跡(第15地点)の発掘調査を行いました。

オレンジ色のネットで仕切られた長方形の区画内に複数の大きさの違う穴があり、3つの木の根が置いてある発掘調査区域の写真

調査区全景

1名が大きく掘られた穴に入り、もう1名が穴の上部を道具で削っている作業員の写真

発掘調査の様子

 山遺跡は白岡地区に所在し、過去の調査から縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡(じゅうきょあと)が多数発見されるなど、同時期の大規模集落として把握されています。

 今回の調査地点は、遺跡の南西端にあたり、隣接地での過去の調査では、縄文時代の住居跡のほか、奈良・平安時代の木炭窯跡(もくたんがまあと)などが発見されています。

 今回の調査でも縄文時代の土坑(どこう)等を検出し、縄文土器や石鏃(せきぞく)が出土しました。

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