太古の狩人の痕跡か!?(タタラ山遺跡第10地点)

更新日:2023年01月31日

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 令和2年9月29日から10月1日までの間、個人住宅の建設工事に先だち、タタラ山(たたらやま)遺跡(第10地点)の発掘調査を行いました。

深さのある長方形の発掘調査区域の写真

調査区全景

4名の作業員が鍬を用いて発掘作業を行っている様子の写真

発掘作業の様子

 タタラ山遺跡は、過去の調査から主に縄文時代前期(約6,000~5,000年前)の集落跡として知られ、40軒を上回る住居跡とともに、たくさんの土器や石器、石製装飾品等が見つかっています。
 今回の調査では、縄文時代草創期(約12,000~10,000年前)の可能性がある土器や、旧石器(先土器)時代(20,000年程前)のものと思われる石器の剥片(はくへん)が出土しました。

 発見された遺物は、白岡の台地を駆け巡った太古の狩人が残していったものではないでしょうか。想像が膨らみます。

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