縄文時代の集落跡の縁辺を調査しました!(山遺跡第14地点)

更新日:2023年01月31日

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 令和2年5月27日から6月18日までの約1か月間、宅地造成工事に先だち、山(やま)遺跡(第14地点)の発掘調査を行いました。

住宅に囲まれた区画内に2本の並列した溝や複数の穴がある発掘調査区域の写真

調査区全景

真っ直ぐに掘られた溝に4名の作業員が横一列に並んで発掘作業を行っている様子の写真

発掘調査の様子

 山遺跡は白岡地区に所在し、過去の調査から縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡(じゅうきょあと)が多数発見されるなど、同時期の大規模集落として把握されています。

 今回の調査地点は、遺跡の東端にあたり、隣接地での過去の調査では、縄文時代の住居跡のほか、奈良・平安時代の木炭窯跡(もくたんがまあと)などが発見されています。

 今回の調査でも縄文土器や石器が出土しました。縄文時代のものと思われる遺構は見つかりませんでしたが、土坑(どこう)等を検出しました。

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