縄文時代の住居跡の痕跡を確認しました!(山遺跡第16地点)

更新日:2023年01月31日

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 令和3年10月19日から11月4日までの約3週間、個人住宅建設工事に先だち、山(やま)遺跡(第16地点)の発掘調査を行いました。

地面の表面が凸凹している調査区全景を写した写真

調査区全景

4名の作業者が鍬を持って地面の土を掘っている写真

発掘調査の様子

 山遺跡は白岡地区に所在し、過去の調査から縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡(じゅうきょあと)が多数発見されるなど、同時期の大規模集落として把握されています。

 今回の調査地点は、遺跡の西寄りに位置し、隣接地での過去の調査では、縄文時代の住居跡などが発見されています。

 今回の調査では、木の根等により壊されてしまった部分が多かったのですが、僅かながら焼土の広がりと縄文時代中期の土器が出土した箇所が認められるなど、縄文時代の住居跡が存在した痕跡が確認できました。

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