中世館跡の縁辺を調査しました!(中妻遺跡第31地点)
令和4年12月1日から27日まで、住宅建設に先だち、篠津地区の中妻(なかづま)遺跡の発掘調査を行いました。中妻遺跡は、旧石器時代から近世に至るまでの長期間にわたって営まれた集落跡と考えられています。
今回の調査地点の南側では、中世(800~400年前)の館に伴う濠(ほり)跡とみられる溝を検出しています。この濠に区画された範囲の縁辺にあたるため本地点では館跡に伴う構造物の発見が想定されましたが、明確な構造物は確認できませんでした。しかし、柱穴と考えられる小穴を数基検出したほか、縄文土器や陶磁器が出土しました。
作業風景
調査区東半部全景
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更新日:2023年02月07日