縄文時代の住居を3件検出しました!(清左衛門遺跡第9地点)
令和7年6月12日から7月5日までの約3週間、住宅建設に先立ち、彦兵衛地区の清左衛門(せいざえもん)遺跡の発掘調査を行いました。清左衛門遺跡は隼人堀川沿いに位置する遺跡です。過去の調査では、縄文時代前期(約6,000年前)から後・晩期(約4,000~2,300年前)の住居跡が発見されており、同時期の大規模な集落跡として知られています。
調査区全景(西側から)
作業風景
今回の調査区は遺跡のほぼ中央に位置しています。この地点からは縄文時代中期の住居跡が1件、縄文時代後期の住居跡を2件検出しました。中期の住居からは炉を囲むように縄文土器などが出土しています。他にも石剣という遺物も一部分ですが発見しました。また旧石器時代のナイフ形石器なども出土しています。
第3号住居跡遺物出土状況
石剣出土状況
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更新日:2025年07月08日